タタの28万円カーで、ビックリナノ

2008年01月12日(土)
インドのタタ自動車が28万円カー(ナノ)を発売するというニュース、見られましたか?

僕がビックリなのは、メディアの大々的な取り上げ方です。

日本メーカーはきっと、「おいおい、うちでもそれくらいの完成度でいいなら28万円カーくらい作れるがな。」
「どうせ日本で売らない車なのだから、その尺日本のメーカーの車にくださいよ〜。」と言っているでしょうね。

だって、インドのメーカーのインド国内で売る車の話ですよ。盛り上がり過ぎでしょ。

ナノは、全長3.1m、幅1.5m、高さ1.6m。623cc 2気筒ガソリンエンジン、33馬力。4MT、5人乗り、燃料タンク15L、最高速度105km(←あくまで公称値)
エアコン、ラジオ、パワーウインドー、パワステレス。ワイパーも1本、ドアミラーも運転手側だけと、装備は最小限。

と、大きさは軽自動車をイメージしてもらえるといいと思います。
(エンジンは660cc 3〜4気筒、4人乗り、燃料タンク30L以上、最高速度130km←は、出るでしょ。)

これが、年25万台×3年はインド国内販売向けにフル稼働の予定なのだとか。

そりゃ、人口1/10の日本で、1世帯に1台以上普及している状態で、しかも世界に名だたるメーカーが7つもひしめいているのに、同じような薄利多売計画は立てられないわ。


それにしても、メディアの露出はビックリものだった。何がしたかったのでしょう??

あのニュースを見た一般消費者の皆様は、何を思ったのだろう。
「すごい!」「安い!」「欲しい!」と思うのだろうか?


僕は、改めて日本の軽自動車の素晴らしさを再確認した。

普通車と遜色ない安全性・耐久性、そして高速走行性能を持ちつつ、快適装備を備えてあの価格は、改めて凄い!!

逆に、エアコン、PS、PW、ワイパーなど装備を省き、保証を省き、性能を落とし、タイヤを小さくしたら、28万円プラスちょっとのプライスでナノよりいい車を作れるのではないだろうか?


ナノがこんなに取り上げられるなら、メーカーさん作ってみませんか?

って、ウソ。

売れないんだよね。

日本人って・・・。難しい。

僕はPSなし、PWなし、でも全然OKなのですが。

キーフリーが欲しいとか、リバース連動ドアミラー&リアワイパーが欲しいとか、「高級車買えば?」と言いたくなるような人の多いこと。。

さらに、パワーウインドー付きより、売れる台数が圧倒的に少ない手回しの方がコストが高くつく、という現象が発生するのです。
ミッションも、ATもMTも販売価格は変わらなくなりました。
(昔はATが高かったですよね。これも売れる台数が圧倒的に少ないMTは、逆にコストが高くつくから。)

結果、大企業のメーカーはどんどん便利グッズを標準装備にして大量生産し、肥大化した軽をお買い得価格で販売することになるのだ。

難しい。。。

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コメント
タタモーターズはすごいですね。29万円の車だったら低所得者である私も買えるし、ぜひ買いたいです。
Posted by:タタファン  at 2008年09月03日(水) 17:15